2013年 05月 30日
MAD PROFESSOR FOREST GREEN COMPRESSOR 製作!!
|
コンプレッサーと言えば、以前ROSS COMPを作って使用していましたが、最近どうもノイズが気になりだした。
音出ししていない状態でもオーバードライブやディストーションをONにしただけでノイズが増幅される。
別のコンプレッサーを作ってみようかなと、どうせならお気に入りのMAD PROFESSORのコンプレッサーがいいなと思い、ネットでググッて見たところ、回路図は海外のサイトから見つかった。
次に基盤レイアウト図を探してみたところ、意外や意外、海外にはブレットボードのレイアウト図が1例あるだけで、ユニバーサル基盤でのレイアウト図は見つかりません。
しかし・・・しかしです、日本国内で「rs6000の日記」というブログの管理者のrs6000jpさんが、基盤レイアウト図を公開されているではありませんか(≧∇≦)
ブログによりますと、rs6000jpさんもプリント基板を作られてはいますが、パーツ実装まではされておらず、動作確認ができていないとのこと。
また、以前人柱でどなたかがrs6000jpさんから基盤を売ってもらっているようですが、動作したかどうか報告があっていないようです。
そういうことなら、僕が作ってみようかなと思い、rs6000jpさんにメールしたところ、基盤をお譲りしていただけるとのこと。
早速お願いしました。
そして、パーツを注文しようとししましたが、抵抗の定数が半端ありませんでした。
285Ωや110Ω、16.9KΩ等があります。
こんな抵抗どこにもありません。
285Ωは300Ωとし、110Ωは220オームを2本並列にし、16.9kΩは10kΩと6.8kΩを直列につなぎ、近似値定数でごまかすことにしました。
次に困ったのがオペアンプです。
AD797が使われてありますが、このオペアンプ、どこにもありません。
あったとしても在庫なしやダース売り等で、なかなか売っておらず、やっとのことで通販サイトを探し出し、入手することができました。
そうしたら、今度はLDRです。
LDRは型式が何か判明しません。
フォトカプラを使用すれば簡単に済みますが、フォトカプラは高価なので、LEDとCDSを熱収縮チューブで包んで自作することにしました。
右端がノーマルな赤色LEDですが、真ん中がそのLEDの先端をカットしたもので左端がCDSです。
カットしたLEDとCDSを向かい合わせ、熱収縮チューブで包みました。
そうしてできたLDRがこれです・・・
それではいよいよ、作ってみたいと思います。
rs6000さんから譲ってもらった基盤です。
部品実装してみました。
こんな感じです。
ここで、仮組みして音出しのチェックをしてみましたが、まったく音が出ません。
うんともすんとも言いません。
ボリュームつまみを回してみましたが、全く変化がありません。
回路図とレイアウト図をよお~く見直してみましたところ、
Q1の向きが反対の左向きであり、なおかつドレインとゲートをクロスさせて半田付け
しないといけない
ようです。
Q1の向きを合わせ、正常に接続してみましたところ、今度は音は出るけど音量がかすかにしか出ておらず、まだどこか不具合があるようです。
よお~く見直してみますと、D2とD3の極性が逆になっています。
正常につなぎなおし、やってこさ音出ししすることができました。
ちゃんとコンプレッサーの音が出ています!!
こうして完成したのがこれです!!
このエフェクター、まだ日本でも製作例を見かけません。
ひょっとして、日本人初???
海外でもブレットボードでの製作例があるようですが、世界でも2番目???
そんなこんなで、音については、次回レビューしてみたいと思います。
ちなみに、rs6000jpさんに不具合を報告したとろ・・・
なんと!!
お礼に他の基盤を譲っていただけるとのことです。
どうもありがとうございます。
今度は何を作ろうかな~
音出ししていない状態でもオーバードライブやディストーションをONにしただけでノイズが増幅される。
別のコンプレッサーを作ってみようかなと、どうせならお気に入りのMAD PROFESSORのコンプレッサーがいいなと思い、ネットでググッて見たところ、回路図は海外のサイトから見つかった。
次に基盤レイアウト図を探してみたところ、意外や意外、海外にはブレットボードのレイアウト図が1例あるだけで、ユニバーサル基盤でのレイアウト図は見つかりません。
しかし・・・しかしです、日本国内で「rs6000の日記」というブログの管理者のrs6000jpさんが、基盤レイアウト図を公開されているではありませんか(≧∇≦)
ブログによりますと、rs6000jpさんもプリント基板を作られてはいますが、パーツ実装まではされておらず、動作確認ができていないとのこと。
また、以前人柱でどなたかがrs6000jpさんから基盤を売ってもらっているようですが、動作したかどうか報告があっていないようです。
そういうことなら、僕が作ってみようかなと思い、rs6000jpさんにメールしたところ、基盤をお譲りしていただけるとのこと。
早速お願いしました。
そして、パーツを注文しようとししましたが、抵抗の定数が半端ありませんでした。
285Ωや110Ω、16.9KΩ等があります。
こんな抵抗どこにもありません。
285Ωは300Ωとし、110Ωは220オームを2本並列にし、16.9kΩは10kΩと6.8kΩを直列につなぎ、近似値定数でごまかすことにしました。
次に困ったのがオペアンプです。
AD797が使われてありますが、このオペアンプ、どこにもありません。
あったとしても在庫なしやダース売り等で、なかなか売っておらず、やっとのことで通販サイトを探し出し、入手することができました。
そうしたら、今度はLDRです。
LDRは型式が何か判明しません。
フォトカプラを使用すれば簡単に済みますが、フォトカプラは高価なので、LEDとCDSを熱収縮チューブで包んで自作することにしました。
右端がノーマルな赤色LEDですが、真ん中がそのLEDの先端をカットしたもので左端がCDSです。
カットしたLEDとCDSを向かい合わせ、熱収縮チューブで包みました。
そうしてできたLDRがこれです・・・
それではいよいよ、作ってみたいと思います。
rs6000さんから譲ってもらった基盤です。
部品実装してみました。
こんな感じです。
ここで、仮組みして音出しのチェックをしてみましたが、まったく音が出ません。
うんともすんとも言いません。
ボリュームつまみを回してみましたが、全く変化がありません。
回路図とレイアウト図をよお~く見直してみましたところ、
Q1の向きが反対の左向きであり、なおかつドレインとゲートをクロスさせて半田付け
しないといけない
ようです。
Q1の向きを合わせ、正常に接続してみましたところ、今度は音は出るけど音量がかすかにしか出ておらず、まだどこか不具合があるようです。
よお~く見直してみますと、D2とD3の極性が逆になっています。
正常につなぎなおし、やってこさ音出ししすることができました。
ちゃんとコンプレッサーの音が出ています!!
こうして完成したのがこれです!!
このエフェクター、まだ日本でも製作例を見かけません。
ひょっとして、日本人初???
海外でもブレットボードでの製作例があるようですが、世界でも2番目???
そんなこんなで、音については、次回レビューしてみたいと思います。
ちなみに、rs6000jpさんに不具合を報告したとろ・・・
なんと!!
お礼に他の基盤を譲っていただけるとのことです。
どうもありがとうございます。
今度は何を作ろうかな~
by love-clx
| 2013-05-30 00:17
| エフェクター